※注意※
村雨とケッコンカッコカリする以前のお話です。「村雨との航跡」というカテゴリー内で続き物のお話を書いています。今回が最終話となります!
- 執務室 -
僕「ん~……」
僕(村雨に指輪を渡しそびれて今日で3日目か)
僕(いったいいつまでこうして……)ハァ
僕(いや、勇気を出せ俺!男だろ!よおおおおおっし!!!)キリッ
村雨「提督!それじゃあさっきの書類、大淀さんに提出してきますね~」シュバッ!
僕「お、おう。頼んだぞ~」
僕「………やっぱり執務が終わって落ち着いてからにしようか」ドキドキ…
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~ 執務終了 ~
僕(よ、よ~し!)ドキドキ…
村雨「すみません、提督。最後この書類に目を通してもらって…」スッ
村雨「問題なければ判をお願いします」
僕「!?」
僕「わかった」ジー
僕(トンッ)
村雨「ありがとうございます! 今日もお疲れ様です、提督♪」ニコッ
僕(可愛い…!)キュン
僕「あぁ、お疲れ様…」
僕「……村雨、ちょっと話いいかい?」
村雨「はい、なんでしょう?」
僕(スー ハァ…)
村雨「提督?」
僕「村雨、君に重要任務を任せたいと思う」キリッ
村雨「重要任務…ですか……?」
僕「それは……」ガサゴソ
僕「提督の護衛任務だ」スッ
村雨「えっ?」
僕「村雨、君が好きだ。ずっと俺のそばにいてほしい。ケッコンしよう」
村雨「!?」
村雨「す、すみません。いきなりで驚いちゃって…」ドキドキ
僕「ああ、この任務は村雨じゃないと務まらない。受けてくれるか?」
村雨「……」
村雨「はいっ!もちろん!!///」ニッコリ
僕「!!!」
僕「よおおおおおっし!!!」ガッツポ
僕「ありがとう、村雨! ありがとう……!」
村雨「提督、この指輪はめてみていいですか…?」
僕「もちろん!手出して」スッ
村雨「わあ…キレイ……」キラキラ
僕「さすが村雨!よく似合ってる」
村雨「ふふふ♪」
村雨「え、えっと……不束者ですが、これからもよろしくお願いします!」ペコリ
僕「ああ!こちらこそよろしく!」
青葉(シュバッ!)
青葉「シャッターチャンス!いただきぃ!」パシャ!
僕「なっ!?青葉!!?」
- 執務室・2021年 -
(ソファーに座りながらアルバムを眺める二人・・・)
僕「なつかしいな~この写真。青葉の神出鬼没っぷりにはいつも驚かされるよ」
村雨「ふふふ、そうですね♪」
僕「いやぁ…色々あったなあ本当に」ペラッ ←ページをめくる
僕「今や鎮守府も大所帯になったな。艦娘のみんなに恵まれて、俺は幸せ者だよ」
村雨「提督からの謎の特別任務をちゃ~んとこなす優秀な艦娘もいますからね♡」スッ ←提督に寄りかかりながら
僕「はっはっは。ありがとう村雨」ナデナデ
村雨「///」
(見つめ合う二人・・・)
僕「村雨…」スッ
村雨「提督…」スッ(お互い少しずつ顔を近づける…)
トントントン!(ノック音)
僕&村雨「!?」ビクッ
僕「はーい、どうぞ」
ドア ガチャ
峯雲「村雨さん!そろそろ出撃の準備をしましょう」シュバ!
村雨「あら?もうそんな時間?」
峯雲「はい……。あっ、お二人でアルバムを見てたんですか?私も!」
村雨「も~、峯雲さん前も見たじゃな~い」
峯雲「昔の村雨さん…何回見ても飽きません……!」
僕「わかる」ウンウン
僕「まぁ出撃から戻ったら一緒に見るかー」
村雨「そうね」
峯雲「楽しみにしてます!」
村雨「さあっ!行きましょう!」グイッ
峯雲「はいっ!」
僕「二人とも、いってらっしゃい!」
おしまい