※注意※
村雨とケッコンカッコカリする以前のお話です。「村雨との航跡」というカテゴリー内で続き物のお話を書いています。
- 執務室 -
(ソファーに座り、休憩中の提督・・・)
僕(ついに村雨が最高練度に到達した……)ゴクリ
パカッ
僕「これが、指輪…」キラキラ
僕「と、書類一式……」ジー
僕「ん~~~」
僕「これってケッコンカッコカリという形式と言えども、艦娘にプロボーズするようなもんだよな……」
僕「今すぐ渡したい気持ちはあるが、ぜええっっっったいに緊張するっ!」
僕「しかも村雨ってなんかこう、オシャレな感じ?演出?みたいな凝ったプロポーズのほう嬉しいかもしれないし」
僕「いやあああ、どうしよどうしよどうしよ」アタフタ
トントントン(ノック音)
僕「うおぉ!? は、は~い」スッ ←書類一式&指輪を隠す
ガチャ
大淀「失礼します」
大淀「あっ、提督 休憩中でしたか。すみません」
僕「ううん、全然問題ないさ」ニッコリ
大淀「うふふっ」トコトコ
大淀「あとでこれらの書類に目を通しておいてください。机に置いておきますね」スッ
僕「ああ、ありがとう」
大淀「あっ」ジー
僕「ん?どうかしたかい?」
大淀「……」トコトコ
大淀「提督、こんなところにケッコンカッコカリ用の指輪と書類が」スッ
僕「げえっ!しまった!」(そこからだと見えるか!?)
大淀「……もしかして私が執務室に入室する際 咄嗟に?」
僕「あっははは。お察しがよろしいようで……」
大淀「す、すみません。書こうとしてるところをお邪魔しちゃって…」
僕「いやいいんだ。考え事してただけなんだ」
大淀「……そうですね。今後の艦隊運用に関わる大事な決断になりますね」
僕「うむ。どういうシチュエーションでどんなセリフで指輪を渡すのが一番カッコいいのか……!」
大淀(あれ?そこなんだ…)
僕「う~~ん」
大淀「あの、答えられればでいいのですが」
僕「うん?」
大淀「お相手はやっぱり村雨さん?」
僕「あー、やっぱりわかっちゃう?」アハハ
大淀「まあ普段のお二人を見てるとそう思いますね」
僕「……」
僕「答えられればでいいんだけど」
大淀「はい?」
僕「大淀だったらどんな感じで指輪もらいたいのかな~と。参考までに」ジー
大淀「わ、私ですか…?///」カァ
大淀「そのような事は考えた経験がないので、ちょっと…///」
僕「そうかぁ~」ンー
僕「……って、女の子に聞いてる時点でなんかダメな気がする!」
僕「村雨に自分の気持ちを素直に伝える!これだっ!」
大淀「ふふっ、そうですね。私もそれが一番大事だと思います」ニッコリ
僕「うむ!」
大淀「提督、頑張ってくださいね。応援してます」
僕「ありがとう! それなら大淀、もし良かったら村雨役になって練習に付き合ってくれn」
大淀「それはお断りしますっ!///」
僕「あれれ!?」