※注意※
村雨とケッコンカッコカリする以前のお話です。「村雨との航跡」というカテゴリー内で続き物のお話を書いています。
- 執務室 -
僕「ん~……」ソワソワ
五月雨「提督?どうしたんですか?」
五月雨「落ち着きがないように見えますけど」
僕「そ、そう? 別になんでもないさ」スッ(着席)
五月雨「そうですかぁ…」時計チラッ
五月雨「あ、そろそろ村雨姉さんが来る時間ですね」
僕(そう、今ここに来る村雨にあの事を告げるのだが……)
僕(それがすっごく緊張するのだっ!)
トントントン
僕(来たっ!?)ドキッ
僕「はい、どうぞー」
ドアガチャ
村雨「失礼しまーす」
五月雨「お疲れ様ですっ」ニコッ
村雨「うん♪ お疲れ様、五月雨」ニコッ
僕「え~」ゴホンッ
僕「いきなり呼び出して申し訳ない。村雨に……大事な話があるんだ」キリッ
村雨「大事な話……?」
僕「……ああ」スッ(起立)
村雨(なんだろう、ちょっと緊張する…)
僕「え~っとその~……」
僕「ウチの艦隊はだんたんとこう…仲間が増えてきて、全体の練度も向上してきてるということでだな」
僕「ん~……」オドオド
村雨「?」
五月雨「提督?」
僕「!!」キリッ
僕「村雨!君を主任秘書艦に任命したい!!」
村雨「主任秘書艦……ですか?」
僕「ああ。執務のサポートがメインだが、出撃や演習も引き続きこなして行かなければならない大変な仕事だ」
僕「今まではみんなに秘書艦のみを交代制でやってもらっていたが…」
僕「艦隊の規模が大きくなり出来る事が多くなった今、秘書艦の任を少数の艦娘にしてもらった方がいいかと思ってな」
五月雨(ウンウン)
僕「由良さんの推薦もあるが何より、村雨の働きぶりをこの目で見た上での判断だ」
村雨「提督…」
五月雨「私も村雨姉さんにぴったりだと思います!」
僕「もちろん村雨が良ければ、なんだが……」ドキドキ
村雨「……」
村雨「はい! すごく光栄で、嬉しいです♪」
僕「ほ、本当かっ!?」
僕(よおおおおっし!!!)ガッツポ
五月雨「ふふふっ」クスッ
僕「これからもよろしく頼む!村雨!!」
村雨「はいはぁ~い♪」ニッコリ