- 食堂 -
ワイワイ ガヤガヤ…
僕「アーアーアー。マイクチェック、ワン・ツー…」
僕「ええこれより2020年!鎮守府クリスマスパーティーを開催するっ!!!」
艦娘たち(イェーイ! キャー!)パチパチパチー
僕「その前にえぇ、提督である私から一言」コホン
僕「今年もみんなよく…よく頑張ってくれた!」
僕「直近の欧州方面から東南アジアまでに及ぶ輸送作戦でも、難しい戦況ながら…無事作戦成功まで……み導いてくれたぁ………」グスン
僕「て…提督としてこんなに嬉しい事は……な…ううぅ……(泣)」
村雨「はいはぁーい、時間がかかりそうなので提督はここまでね~。ありがとうございました~」ギュッ
提督「ぐすんっ…」ズルズルー
艦娘たち(クスクス… アハハ… シッカリシロー)
隼鷹「ひゃっはあああ!!!いくぜえ野郎ども!乾杯の準備をしろおおお!!!」シュバッ
飛鷹「ああ隼鷹ったら!もう真っ赤になってるじゃない!!まったくいつの間に…」ハァ
隼鷹「せーのっ!かんぱあああああああい!!!!!」
艦娘たち「カンパーイ!」
ワイワイガヤガヤ…
メリークリスマス! メリクリメリクリー!
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僕「やあ、ワシントン。ここにはもう慣れたかい?」
ワシントン「そ、そうね 賑やかでいい雰囲気だし……ホーネットたちもいるし」
僕「サウスダコタもいるしな」ニヤ
ワシントン「ハァ!?あいつは別に…どうだっていいでしょ!」
僕「ふ~~ん…」ジー
ワシントン「それよりアレ、どうにかしたほういいんじゃない?」
僕「瑞鶴? ……あぁなるほど(おそらく七面鳥の件で暴れてるな)」
僕「ここは提督として、ちょっといいとこ見せようかな」
ワシントン「へぇ…しっかりとした指揮、見れるということかしら?」
サウスダコタ(モグモグ)
翔鶴「ほら瑞鶴、美味しいわよこのお料理」モグモグ
瑞鶴「んん………あぁ~!やっぱりこれムリ!」プイッ!
サウスダコタ「あ、なんだズイカーク、別にお前の事言ってんじゃ…」
瑞鶴(ムカッ!)
瑞鶴「何よっ!?あんたには言われたくないわよ!!」
サウスダコタ(イラッ!)
サウスダコタ「てめえ、なに!?やるか!? かかってこいよ!全部撃ち落としてやるぜ!!」
瑞鶴「上等よ!七面鳥なんて言わせないんだからっ!」
翔鶴「ちょっと瑞鶴…」
僕「ああ、だいたい察しがつく。ここは私に任せなさい」キリッ
村雨「……大丈夫かなぁ」
瑞鶴&サウスダコタ(ガルルル……)
僕「こらこら、そこまでにするんだ二人とも。せっかくのパーティーが台無しでは」
瑞鶴「提督さんは黙ってて!爆撃されたいの!?」ギロッ
僕「ヒィ!」
イントレピッド「ほーらっ!アドミラルの言う通り、もっと楽しみましょ!」
サウスダコタ「いーやっ!ここで退くわけにはいか」
イントレピッド「このお酒、飲んで飲んで!不思議な味でしょ~?」グイー
サウスダコタ「ぬわぁ!」ゴクゴク…
サウスダコタ「…!なんだこれ!? どこの国の酒だ!?」キラキラ
イントレピッド「ズイカクもプリプリしてないでこのケーキ食べなよ!」ハイ アーン
瑞鶴「ちょっ!?」パクッ
瑞鶴「ふん!あたしはそんな手に乗らないんだから」モグモグ
瑞鶴「……!?」モグモグ
瑞鶴「お、美味しい!」キラキラ
イントレピッド「ほら、美味しいでしょ? ね? ほらいい顔、ステキ! クリスマスはいつでも楽しいよね!」
ホーネット「こういう時は彼女に任せれば大丈夫よ」
翔鶴「ありがとうホーネット。イントレピッドさんにも後でお礼言っておかなくちゃ」
僕「村雨ぇ~死ぬかと思ったよぉ~」スリスリ
村雨「うふふ…よしよし♪」ナデナデ
ワシントン「このフリート(艦隊)、本当に大丈夫かしら……」