村雨「はいはぁ~い! 年末です!大掃除です!」
村雨「提督も、はいっ!箒とちりとり。Let's! 大掃除ぃ♪」
僕「おー(棒)」
村雨「ちょっとーなんですかその反応」
村雨「普段あまり掃除しないんだから、年末の大掃除くらいやる気出してくださいっ!」
僕「ぐぬぬ……」
村雨「今ちょうどヒトサンマルマル。だいたいヒトハチマルマルまでには終わらせたいけど…」ジー
僕「…ん?」
村雨「提督がサボったりして時間が押しても、納得のいくところまでお掃除しますからねっ!?」
僕「わ、わかってるって。ちゃんとやりますよ…」
村雨「ふふふ、よろしい♪ それじゃあ提督はまず資料室をお願いします」
村雨「村雨は執務室担当ね。提督の方が楽だから、ぱっぱと終わらせてこっちを手伝ってくださいね?」
僕「はいはーい」
- 資料室 -
サッサッサ サッサッサ…
フキフキ フキフキ…
・
・
・
僕「…………よしっ!」(部屋を見回す)
僕「まぁこんなもんだろ。妖精さんもお疲れ、ありがとうね」
妖精さん(敬礼 ビシッ!)←掃除の手伝い
僕「…ん?なんか落ちてるな…」
ガチャ
峯雲「失礼します。提督さん?いらっしゃいますかー?」トコトコ
僕「おぉ峯雲か、お疲れさまー」
峯雲「お疲れ様です。自分の部屋(※第九駆逐隊)のお掃除が終わったので、提督さんと村雨さんのお手伝いをしに来ました!」ニコッ
僕「そいつはありがたい…で、今は俺がサボってないか村雨に見てきて、と言われた感じ?」
峯雲「ふふふ、おっしゃる通りです。でも……もう終わってるみたいですね」チラッ チラッ
僕「ああ。小休止としていろんな過去の記録・写真を眺めていたところだ。昔の村雨とか?」ニヤ
峯雲「昔の村雨さん!?」シュバッ
僕「えっへっへ……。ほら、これは2017年夏頃の村雨。今よりすこ~し子供っぽい感じで可愛いだろ?」
峯雲「そうですね…村雨さんにもこんな時代が…!」ハァ ムラサメサン…
僕「あとこういうのもあるぞ!」
村雨(遅い……まだ終わってないのかなぁ…)トコトコ
村雨「ん?」
僕「これは梅雨の時だな~。夕立と一緒にはしゃいでる」ムフフ
峯雲「村雨さん……可愛い♪」ウットリ
村雨「お二人さ~ん! いったい何をしてるんですかぁー?」
僕&峯雲(ビクッ!)
峯雲「ごめんなさい!ごめんなさい! つい村雨さんの写真に惹かれてしまって……」
村雨「大丈夫。峯雲さんのせいじゃないわ……」ジー
僕「い、いやぁちょっとくらい休憩したっていいじゃない?」
村雨「じゃあ今すぐ執務室の掃除に入っても大丈夫ですね!? ほらっ行きますよ!」
村雨「もっと見たいなら掃除が終わってからにしてください!」
僕「むぅ~…」
峯雲「村雨さん!お手伝いします!!」
村雨「うふふ、ありがと♪」