※注意※
村雨とケッコンカッコカリする以前のお話です。「村雨との航跡」というカテゴリー内で続き物のお話を書いています。
(鎮守府内の図書館にて調べものをする提督・・・)
僕「むむむ……」ペラッ ペラッ
白雪(図書係)「……」←読書中
叢雲「……」←読書中
初雪「zzz」
僕「これには載ってないな…」
僕(人間が艦娘に好意を抱くというのはあり得ない事なのか…?)
僕(艦娘はあくまであの深海棲艦に対抗するための存在としか聞いていない)
僕(でも……見た目は可愛い女の子じゃないか…)ジー
叢雲「……っ!?」
叢雲「ちょっとアンタ! なにジーッと見てるのよ!?」
僕「あっ、ああいやすまん。なんでもないよ」
叢雲「なんか怪しいわね…」ジー
叢雲「言いたい事があるならハッキリ言いなさいよ!」
僕「その~ボーっと考え事してただけなんだ。申し訳ない」
白雪「あのぉすみません…お静かにお願いします ><」
僕「ごめんなさい…」
叢雲「……ふんっ」
初雪「zzz」
・
・
・
僕「……」ペラッ ペラッ
僕「これは……」ボソッ
僕(先輩提督方の出撃記録か?こんな海域見た事ないぞ…)
僕(戦艦、空母…早く逢ってみたいな……ん!?)
僕(なんだこの練度は…えっ艦娘の練度ってこんなに高くなるの?記載ミスか?)
僕「……」ペラッ ペラッ…
僕(ケッコンカッコカリ…だと……?)
僕(艦娘と結婚するということか……?いやいやいやだいぶ飛躍したなっ!)ペラッ
叢雲「……」イライラ
僕(どうやら形式的にそういうものがあるらしい…?それなら執務室にもっと詳しい資料がありそうだな)
僕「いやぁそれにしても」(小声)
僕(提督と楽しそうにしている艦娘たちを見てると…)【←掲載されている写真】
僕(俺の悩みがバカらしくなってきたな)ハハッ
叢雲「もう!もっと落ち着いて読書しなさい!」机ドンッ
僕「うおぉ!?ビックリした。そんなにうるさかったかい?」
叢雲「アンタの変な動きが視界に入って邪魔なの!」
白雪「ふふ…」ニコッ
ガミガミ ガミガミ…
初雪「zzz……ん…」
初雪「ふぁ~……図書係終わったぁ?」ムニャムニャ
白雪「うーん、もうちょっとかかるかな」